Ｍ９んち・２番地

テレ朝の時代劇枠、９月で終了

去年、現在の火７に移った時点で、嫌な予感はしたんですが…、
（フジも『火７への移動→枠消滅』の流れでしたんで）
来るべき時が来たってとこでしょうか。

視聴率も一因でしょう。

今の７時台に在宅が多い高齢者向けの
保守的なものになってしまい、
新しい層を取り込もうという気概が
伝わってこないのもあるでしょう。

次代の時代劇スターが育たなかったのもあるでしょう。

製作に携わっている職人さんの高齢化or
後継者不足もあるでしょう。

フィルム撮りは金がかかるというのもあるでしょう。


いろいろあって、とりまく環境が厳しいのもわかりますが…
本当に残念です。

でも、近年のこの枠、
小粒というか小さくまとまっている印象が否めないんです。
良かったのは、北大路欣也版「子連れ狼」ぐらい…。



まぁ、９月終了ですから、
今やってるマツケンの『遠山の新さん』(^^)の後、
２本は作れますが…

この際、アレだ。

かつて、日テレの時代劇枠消滅にトドメをさした
怪作『さむらい探偵事件帳』(＊)みたいな
破天荒な作品作って、
最後は、やけのやんぱち状態で締めましょう。(^^;;;


しかし、これで
『戦隊シリーズ』がフィルム撮り番組の最後の砦に
なってしまったわけだが…。
（と、フィルム撮り応援派のつぶやき）


(＊)高橋英樹主演の時代劇版『探偵物語』
（…を狙っていたらしいが。）
現代言葉も平気で出てきたりと結構ムチャクチャな作りでした。
ちなみに、予告ナレーションは、なんと小林克也！