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2024/04/29 21:45 |
ようやく確保した本
今日、ようやく確保しました。


『宮武一貴デザイン集』
スタジオぬえの主幹の一人として活躍するメカデザイナーである
宮武一貴さんのデザインを収録した本ですが、
文字通りの「デザイン集」で終わらず、
デザインの誕生した経緯や発想のポイント、
そして、モチーフのチョイスといった情報が宮武さんのコメントで
明かされてますので、中身はかなり濃いです。
メカデザインをする上でのヒントとして活用できそうな1冊だと思います。

さよならジュピターの宇宙船の緻密なデザインも、
スパロボのグルンガストや龍虎(虎龍)王の
ダイナミックな変形シークエンスも、
アニメ版が「……」だった
宇宙の戦士のパワードスーツのアクションのこだわりも、
それはそれで魅力的ですが

個人的には、ぬえ主導の幻の企画「機甲天使ガブリエル」
イラストが収録されていたのが嬉しいです。

どんなものかといいますと…、

80年代後半に、ぬえが旭通信社(現・ADK)と共同で、
実写化を狙って企画していたオリジナル作品で、

アメリカ大統領に選ばれた男が、「強いアメリカの復活」のために
核戦争後の地上の制圧に対するプロジェクトを押し進めるのですが、
その裏に隠された陰謀に気付いた主人公であるパワードスーツの開発者が
パワードスーツを盗み出し、
同じ志を持つ者たちと「ガブリエル」という組織を作り、
クーデターを起こして、陰謀を阻止しようとする…。


…という『世界の命運をかけた2人の男の戦い』です。


なお、前述の本には、この説明はありません。
では、どこから拾ったかといいますと…、



バンダイ発行のENTERTAINMENT BIBLE
「スタジオぬえ メカニックデザインブック」
全2巻(絶版)


ぬえのメカニックデザインが多数収録されている超貴重な2冊です。
ちなみに、さきほどの「ガブリエル」はPART.2で触れられています。
さらにこのPART.2には、
宮武さんが大昔に雑誌で書いた「宇宙戦艦についての考察」も収録。
こちらも読みごたえがありました。

あとは、ムービックから出ているデザインワークスを買えば、
宮武さん関係はほぼ網羅ってとこでしょうか。
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2007/05/12 00:42 | Comments(0) | TrackBack() | いろいろと雑記

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