『機甲戦記ドラグナー』より、ゲルフ。
実は、今の趣味を意識するキッカケになった作品がこれでした。とにかく、下手なりにメタルアーマーをがしがし描いてました。授業中にも描いてまして、学校の先生に注意されたことも数度ありました。それから、『継続は力なり』と言いましょうか、まぁ、それなりに今日にいたるわけでして。
その『ドラグナー』で印象的なのは、3クール以降に見られる『ぶつかり合い』でしょうか。
それまでの大貫健一によるサッパリ系のキャラと、途中参加した芦田豊雄とまんどりるくらぶの『濃いぃキャラ』とが、同じ作品でぶつかりあう壮絶な絵も妙ならば、音楽も、それまでの渡辺俊幸と後半からの羽田健太郎の曲がぶつかりあう。
この混沌とした状況の中、グンジェム隊やギルガザムネといったインパクトのあるものがひっかきまわして、前半以上に楽しめました。
作品として、成功とはいえないけれど、自分には、色々な意味で忘れられない。それが『ドラグナー』でした。